株式投資の手法のうち、下記の五つについて、簡単に紹介します。
- スキャルピング
- デイトレード
- スイングトレード
- うねり取り
- バイアンドホールド
スキャルピング
スキャルピングとは、短時間(数秒~数分単位)で売買を繰り返して細かな利益を積み重ねていく超短期のトレード(取引)手法です。
主に FX(外国為替証拠金取引)で使われるトレード手法ですが、株式投資でもスキャルピングを使う人もいます。
メリットは、保有時間が少ないため暴落に巻き込まれて大損する危険が少ないこと。
デメリットは、長時間パソコンに張り付いて株価に動きがあれば素早く判断して行動する必要があるため、精神的負荷が大きいことです。
デイトレード
デイトレードは、購入または信用売りした株をその日のうちに反対売買で手仕舞いし、翌日に持ち越さない取引手法です。
メリットは、夜間や休日等の取引時間外に予想外のニュースが起こって損する可能性がないことです。反対に予想外の幸運もありませんが。
デメリットは、長時間パソコンに張り付く必要があるため、精神的負荷が大きい事です。
スイングトレード
スイングトレードは、数日~数週間程度で売買を完結させる手法です。
移動平均線等の指標を見てテクニカル分析を用い、相場の上昇または下降のトレンド(動向)に乗って、利益を得ようとします。
メリットは、長時間パソコンに張り付いて株価をチェックする必要がないことです。また、一度のトレードで狙う値幅はスキャルピングやデイトレードよりも大きくなります。
デメリットは、テクニカル分析の知識と経験を得るのにある程度の時間が必要なことです。
また、夜間や休日等の取引時間外に予想外のニュースが起こって損する可能性もあります。
うねり取り
うねり取りは、株価が一定の幅で上下(うねり)を繰り返す周期的な動きを利用し、安値で買って高値で売る操作を繰り返して利益を狙う手法です。
銘柄特有の価格変動について、数週間〜数ヶ月単位でのトレンドを重視して売買します。
メリットは、ファンダメンタル分析やテクニカル分析について深く学ぶ必要でないことです。
デメリットは、株価の上下の幅を 100%正確に見極めることは無理なので、見込み違いがあった場合に何度も買い出動できるだけの資金力が必要になることです。
バイアンドホールド
バイアンドホールドとは、文字通り、株を買ったら持ち続ける取引手法です。
当然、長期投資で、数年から数十年にわたって銘柄を保有し続けることになります。
メリットは、長時間パソコンに張り付いて株価をチェックする必要がないことです。
デメリットは、資金を長期間拘束されることです。また、株価が大きく値下がりした場合、人によっては大きな精神的ダメージを受けます。
バイアンドホールドの手法を個別銘柄で実践する場合、手掛ける銘柄の選択が重要です。
企業の財務状況や成長性等について調査・分析し、株価の長期的な上昇もしくは高い配当利回りを期待できる銘柄を買いたいものです。
なお、S&P500種等のインデックス(指標)に連動する値動きを目指すタイプの投資信託をドルコスト平均法等で継続的に買い続けるのもバイアンドホールドの一種です。
この方法では指標以上に大きく儲けることは期待できませんが、個別銘柄の調査・検討を行わずに済む利点があります。