山一證券の破綻の記事を発見

今日(2026年4月25日)の午前中に古雑誌を整理していて、「週刊文春」平成9年(1997年)12月4日号に特集記事『「山一證券倒産」は序章にすぎない』が掲載されているのを見つけました。
不正会計(損失隠し)が発覚した山一證券が 1997年11月24日に自主廃業を宣言した後に執筆・掲載された記事です。

日本の四大証券会社の一つ(他の三社は、野村證券、大和證券、日興證券)だった山一證券の経営破綻は衝撃的でした。
自主廃業を宣言した日に行われた記者会見の場で、最後の社長となった野澤正平(のざわ しょうへい)氏が「私らが悪いんであって、社員は悪くありませんから!」と号泣する姿は何度も報道番組等で放送され、私の記憶にも残っています。
野澤氏は、2年以上の間、自ら社員の履歴書を持って求職活動を行ったそうです。

その後、山一證券は自主廃業を断念。1999年(平成11年)6月2日に東京地方裁判所より破産宣告を受け、最終的に 2005年(平成17年)2月に破産手続終結登記が行われました。

破産手続終結の時点で名実ともに「山一證券株式会社」はこの世から消えたわけですが、2004年に旧山一證券の有志により IBS証券が創業され、2011年(平成23年)4月「IBS山一証券株式会社」に社名を変更、2014年7月に「山一證券株式会社」に社名変更しました。

本稿執筆に際し、ネットで情報収集してみたところ、『しんがり 山一證券最後の12人』という本が出版されていることを知りました。
自主廃業を発表した後、清算業務に就いた社員達を描いたノンフィクション作品。
5月の連休中に読んでみようと思っています。

コメント