1980年代中頃、株式投資の実践を始める前、私は初心者向けの株式投資の関する安価な本を何冊か購入して読みました。
最初に読んだ株式投資関係の本が何だったのか記憶にありませんが、証券会社に口座開設する前に読んだ本の中に『株のゼロ戦』と題するものがあったことは覚えています。
アマゾンのサイトで書名を検索してみたところ、『株のゼロ戦: 体験的株式投資のすすめ』は 1984年5月に出版されていることが分かりました。
著者は楠原正巳という人で、アマゾンでは他に『株の波乗り戦法』『株のつなぎ回転戦法: ゼロ戦式罫線入門』『ケインズとサムエルソンの株価予測法: 実践株式市場論』という著作が表示されました。
いずれも 1980年代に出版された本で絶版になっており、中古本としての販売価格は高騰しています。
『株のゼロ戦』の内容については余り覚えていませんが、数週間から数ヶ月程度の期間での投資スタイルでした。
基本的には底値で株を買って高値で売ることを繰り返す手法で、銘柄選択にファンダメンタル分析を用い、売買のタイミングを決めるのにテクニカル分析を使用していたような気がします。
私は『株のゼロ戦』を手放した記憶がないのですが、少なくとも二十年は見かけてないので、既に紛失してしまったと思われます。
三十年ほど前にプレハブの物置小屋が雨漏りした際に駄目になった本の中に『株のゼロ戦』が含まれていたのかもしれません。
2026年5月13日(水)追記:
ネットで調べてみたところ、『株のゼロ戦』は国立国会図書館(NDL)に所蔵ありで、本登録利用者は個人送信サービスで閲覧可能とのことです。
また、『株の波乗り戦法』と『株のつなぎ回転戦法: ゼロ戦式罫線入門』も国立国会図書館(NDL)に所蔵されているようです。
楠原正巳の著作以外では、岡部寛之(おかべ ひろゆき)の著作にも興味があります。
岡部寛之は 1970年代から 1980年代に日本の株式投資関係では知名度の高かった個人投資家で、私は彼の書いた本を 2冊持ってました。
どちらも 1980年代中頃に購入し、繰り返し読んだ記憶があります。
そのうちの 1冊は今年(2026年)になってから見かけていて、読んだら捨てるつもりでしたが、一読した後、捨てるのはやめました。
もう 1冊は長らく所在不明になっていて、もしかしたら既に処分してしまったかもしれません。
岡部寛之の本が書かれたのは会社四季報がバイブルだった時代で、現在では通用しない手法も書いてありますが、「2割の儲け(利益20%)を 5回連続で成功させて、資産を2倍以上にする」という考え方は現在でも通用すると思います。
2000年頃からパンローリングが投資分野の様々な良書を翻訳・出版してくれたおかげで、投資技術を得る目的では岡部寛之の著作を読む必要はありません。
でも、現在の人が読んでも面白い内容ではないかと思います。
20世紀の日本で出版された日本人著者の投資関係の本で、現在でも読む価値があるものといえば、何か。
同友館から出ていた林輝太郎(はやし てるたろう)の著作か、是川 銀蔵(これかわぎんぞう)の自伝『相場師一代』辺りか?
二人とも、生前は有名な相場師でした。特に是川銀蔵は、1981年(昭和56年)の住友金属鉱山株(住鉱)の買い占めで約200億円の巨利を得て、1982年度の全国高額納税者ランキング1位になっています。
同友館から出ていた投資本は今でも何冊か持っていますが、読み直すことは滅多にないですが、たまに読むと面白いです。
『相場師一代』は未読ですが、これは絶対に面白いはず。何故か、今まで買わなかったのですが、近いうちに注文して読むつもりです。

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